牧史郎

ショーイング・アップの牧史郎のレビュー・感想・評価

ショーイング・アップ(2022年製作の映画)
4.0
これも良い…良すぎる…最初は何がテーマなのか分からず、ウトウトしたけど、気づいたら、鳩の傷がいえるように、自然と引き込まれていた。正直もう一回くらい観たい。こういうお話で恋愛の要素を入れないで面白くするのって凄まじく難しいと思うんだけど、全然面白い。恋愛要素なんて入れてしまったら完全に壊れちゃうくらい、これでいい!感。すごすぎる…。

あと、ミシェル・ウィリアムスがミシェル・ウィリアムスに見えなさすぎて、ちょっと衝撃だった。
『ミークス・カットオフ』の凛とした佇まい、『フェイブルマンズ』の奔放なアーティスト気質、そして、この神経質さと自閉を抱えた女性。全員が違いすぎるのに、同じ人がやってるなんて…。演技って奇跡…ってため息が。。。
牧史郎

牧史郎