ロバが主人公という事で観てきました。
ロバの「EOイーオー」はサーカスで女の子と芸をしていた。
ある日動物愛護団体から抗議を受け連れ去られてしまう。そこからイーオーの旅が始まる…
ロバ目線でお話しが進むので当然セリフはないので、観ているこちらが想像するしかない。
いろいろな人間に会い、翻弄されるが思ったのはあくまでイーオーは家畜でしかないという事だ。
途中、イーオーは心を交わしていた女の子に会いに行く為に逃走する。
そこでいろいろな野生動物に会うのだが、結局は街へ行く事になる。
水槽の魚を見て鼻を鳴らすのだ。
野生では暮らしていけない。
結構暴力沙汰があったりして怖かった。
ポーランドはパーキングエリアにロバが佇んでいても違和感ないくらい生活に溶け込んでいるのかな?
イーオーを通じて環境問題や社会問題がみえてくる。
ただイーオーは純粋に生きてるだけ。
オスの文鳥を飼っていた事がある。
文鳥は私をパートナーと認識し、放鳥した時は片時も離れずまた私の姿が見えないと鳴いて私を呼んだ。
私が外出した際には夫と仲良しだったけど
私が帰ってくるとこれ見よがしに夫を攻撃し、私のところに飛んできた。
何が言いたいかというと、小さな鳥でさえ愛情があるんだからロバだって愛情はあるんじゃないかなーと。
観ててそんな事を思いました。