ヒロインはとても感受性が豊かだと感じました。
主人公の奥さんが理系の方で論理的に思考する方だったので対比的に余計感じました。
言葉や表情としては直接的に「この人は感受性豊かだなぁ」と思わせるシーンは多くないのにかかわらず私がこう感じたのは彼女は心で物事を決断しているからと感じたからです。
というのも、主人公の奥さんは論理的に効率の良い考え方、心の対比として言うなら”頭”で決断をしているように感じ、私自身も男性なので奥さんの決断には躊躇なく納得できました。
ですが、ヒロインの決断は論理的、客観的視点から考えると理解ができない判断だと思います。
しかし、映画を見ていたらわかりますが彼女の中では正当化されており、納得できる理由があり、それが現代社会では理解されない事だったとしても関係ない、なんなら彼女の中では正義、正しいくらいの感覚なのかもしれません。
こういう部分が私には心で物事を判断している、心が感情が豊かな人だと思った理由です。
映画を観るときはどうしても主人公の視点に立ってみてしまいがちですが、今後また鑑賞するときは彼女の視点に立って観るとまた別の楽しみ方がありそうでまた見たいと思いました。