早稲田松竹にて鑑賞
カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した作品という事でアート色強めの映画かと身構えていましたが、案外エンタメ性が高く、とても楽しめました。
物語は3部構成。
第1部はファッションモデルのカップルの喧嘩の話、第2部はセレブが集まる豪華客船でのドタバタ劇、第3部は無人島サバイバル。
それぞれまた違った味わいがあって良かったです。個人的に好きなのは一番派手でわかりやすい第2部。
レビューなどを見ていると第2部は少し皮肉が露骨との声もありますが、自分のような頭の悪い人間としては、露骨なくらいわかりやすい方が楽しめましたね。
セレブがクルーを無理矢理スライダーを滑らせる→ゲロ糞尿大噴射のオンパレードまでの流れが超秀逸。
下品で露悪的ながら、ラストは鳥肌が立つような綺麗な終わり方でした。
監督の他作品も観たくなりましたね。