権力や体制はどのようにして成り立つのかを描いた寓話であり、格差、人種差別、地球温暖化、フェミニズムなど人類規模の課題を冷笑にならないように俯瞰してイジる本作は正に匠の技！アダム・マッケイの『ドント・ルック・アップ』が好きな人にはおすすめ。
この監督もめちゃめちゃクレバーな方やな。。過去作『フレンチアルプスで起きたこと』はちょっと地味な味であまりのれなかったけど、本作はクソとゲロにまみれた味濃いめのコメディーで大好物案件だった！登場人物のほとんどがクズと下品（全員ではない）なのも最高だよね。いやぁ、笑ったなぁ。
