今年見た映画の中で一番好きでした。
レオとレミの繊細な感覚が台詞だけではなく表情や目線、呼吸とか色んな形で描かれててとっても良い意味でも悪い意味でも心がぐーっと掴まれました。感情移入しすぎて常に泣いてました。こんなに涙が流れ続けた映画初めてでした。
レオとレミの関係性に疑問を抱くのも口にしてしまうのも13歳の頃ならわかるし、言われた側が気にして拒否してしまうのもわかる。全員の気持ちがわかりすぎて本当に心がずっと苦しかったです。帰り道の途中でも涙がこぼれ落ちそうになるくらい苦しかった。
言葉にするのはとても難しいけどこんなに出会えてよかったと思ったのも、見終わった後もこんなに作品について考えたのも初めてで、とても好きな映画なだと思いました。前半後半で分かれてる感じもとても好きです。
映像も美しくて、走ったり自転車や車での風を切るシーンは大好きでした。あと、遠くから撮影されててもわかるウルウルの今にも泣きそうだったり実は泣いてたりっていう瞳の描写が光の入り方がとても心に刺さりました。つられて涙が出てました。
