CLOSE／クロースのすのネタバレレビュー・内容・結末

後半ずっと泣いてしまいました号泣……。
兄弟のようなそれ以上のような、でも恋人ではないしなんだろうな、ソウルメイトといっても差し支えないような、そんな定義の無い二人の関係が愛しかったです。
学校での出来事は思春期あるあるだな〜と思いつつ、でもそんなの当事者からすれば世界が崩壊したも同然なんですよね、そんな世界で希望をもって生きることなんてできなくて、命を断ってしまったのかなと思うとやりきれない。何か遺したのではないか、原因は、と探究したい母親の気持ちもわかるし、別のことに熱中することで気を紛らわしたいレオの気持ちもわかる。でも12歳にはそんな難しいことできなくて、アイスホッケーで失敗したり綺麗事にしようとするクラスメイトに噛みついたりする、そんな姿がとても痛々しくて泣いてしまいました。最後、話せて泣けて良かったね。