第75回カンヌ国際映画祭で観客
が最も泣いた映画と称され話題を
呼んだグランプリ作品を劇場観賞。
13歳の少年レオとレミは幼い頃
から仲が良く、毎日一緒に過ごす
大親友であったが、
中学校に入学しクラスメイトから
親密すぎるのをからかわれたこと
でレオは戸惑ってしまい、
レミとの接し方がわからなくなり
次第にそっけない態度をとるよう
になっていく。
親友の突然の心変わりにショック
を受けるレミは、些細なことから
レオと大喧嘩をしてしまう。
四季の移り変わりや心の移ろいを
少ない登場人物たちと少ない台詞
で丁寧に描いており、
ルーカスドン監督の独特な世界観
やこだわり、センスのようなもの
が感じられる作品でした。
主演の2人は本作が映画デビュー
とのことでしたが、難しい役柄を
見事に演じられておりました。