結構良い。映画館での公開時に見逃して、配信待ちだったけど、当時見てたらベスト10には入れただろうな。デプレシャンは何作か見てて、好きとそうじゃないのにはっきり分かれるがこれは前者。
軽快な台詞回しに、突如現れる緊張感と見るものを困惑させようとしてくるいつものデプレシャン的な演出が見れた。この監督の軽口をたたきすぎて、周りから顰蹙を買いそうな男の描き方が好きなんだよな。
だた、作中で姉弟が嫌い合ってる理由を曖昧にしてる上に、それを演出できるだけの構成力が欠けてる。だから評価がいまいちなんかね?主演2人のメルヴィル・プポーとマリオン・コティヤールの演技で持たしてる感じもある。どうせなら150分くらいで編集すれば良かったのに
最後に一言。なんでDVDだけなんだよ、Blu-ray出してくれ