FranKa

トリとロキタのFranKaのレビュー・感想・評価

トリとロキタ(2022年製作の映画)
4.0
演技なのか、現実なのか、その境界が揺らぐ鑑賞体験だった。

(1) 大人が、マジョリティが、自己利益のために、移民の子どもを経済的に・性的に搾取するという、年齢×人種のインターセクショナリティや抑圧構造を、リアルに描きだしている。

(2) 《生きていく》ということが、何を意味するのか、そのひとつの側面を、切迫感とともに静的に問うている。
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