TomokiHayashi

クライムズ・オブ・ザ・フューチャーのTomokiHayashiのレビュー・感想・評価

3.6
僕がOrlanやステラークによるボディ•アート/カーナル•アートに興味を抱いた学生時代が早15年前、クローネンバーグが今もバキバキに身体の未来(それは改造、改良ではなく、拡張、や進化)を描いていてとても嬉しい。意味分からんガジェットの数々がズンドコ縦ノリの音楽で仰々しく登場するところや、器官(organs)や身体(corps)などゾクゾクする言葉で溢れる台詞、退廃的でダークだが間違いなくセクシャルである映画全体の雰囲気。
御年80歳のクローネンバーグが変わらずカッコいい映画を撮り続けている。
そして今回は毎度お馴染みヴィゴ•モーテンセンを中心にレア•セドゥーにクリステン•スチュアートだよ!
スコット•スピードマンの変わりぶりに驚いたけど、『フェリシティの青春』はもう20年以上前だもんね。一方で変わらないクローネンバーグ御大に万歳!
TomokiHayashi

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