へいねつ

聖地には蜘蛛が巣を張るのへいねつのレビュー・感想・評価

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)
5.0
家父長制の最悪なところって、父親が俺が正義だ!偉いんだと荒ぶって、やべーやつなことではなく、その考えが家族(子どもや配偶者)の共通認識になってしまうことだと思う。
本来連帯できるはずの同じ女性すら、時として敵になってしまう。

ヒジャブ被ってアッラーとか言ってるから
異国の大変な出来事と思いそうになるけど、
歌舞伎町でキャバ嬢が客の男に刺されましたって聞いて、女が悪いって言い出すやつ、この国にもゴロゴロいる(男女問わず)気するから全然他人事ではないと思った。

あと私刑を正当化する考え方。

人が嫌がることしちゃダメ、
あなたも私もねってそれそんな
想像むずかしいこと?

いつもいつも人間が一番こわい。
早く猫になりたいです。さよなら。
へいねつ

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