共産主義の時代が終わり日が浅いロシアを舞台に歴史が浅い故に欲深く見境がないロシアンマフィアにエライ目に合わされる主人公とマフィアのボスの娘との恋を描いた作品


【感想】
フランス人の作曲家フィリップ(ヴァンサンペレーズ)はロシアンマフィアの首領"パパ"の美しい娘オクサナに騙され詐欺の片棒を担がされる。
その詐欺とは存在しない工場を200万ドルで西アジアの裏社会を支配するアフメド達に売るという信用詐欺だった
フィリップは実業家としてその工場を売れるよう相手を説得させられなければ殺されることに
しかし、翻訳の役目を与えられていたオクサナの助けもあり商談、詐欺は成功し命拾いをする

しかし、"パパ"は娘のオクサナがフィリップに対し恋に落ちていると感づきフィリップを殺そうとする

その頃、騙されたと知ったアフメドの息子達は金を取り返しにロシアにおりたっていた…

【感想】
マフィア映画としての面白さやカッコ良さみたいなんは個人的には感じられんかった
ただただ"パパ"が欲汚く掟も仁義もクソもないちんけな組織を従えてるだけで豪快に死んでくれとしか思えんただのクズだった
自身は「掟」となんども口にするがやり口がメチャクチャで掟について詳しく描かれないものの旗から見ている分にはあって無いようなもんなんだろうなとしかね…

流れ的には前半～中盤マフィアに巻き込まれた主人公の災難を描き
後半チョロっと2人の逃避行が描かれてという感じだった

フィリップとオクサナの恋も無理があるかな…
美人とはいえ自分を騙して死に追いやろうとした奴に恋なんてできるかね？
そこら辺の描写もなくなんかのれなかった

個人的に評価できたのは後半のロシアンマフィアVS トルコ組織の銃撃戦ぐらいかな
短かったけどバズーカまで出してきてハチャメチャ感があって良かった

最後に今作を追加して頂きありがとうございます