パラレルワールドという素材をふんだんに使ったら出来上がったSFサスペンス。
ポスターから溢れ出るアクション大作感は一切なく、パラレルワールドを行き来できる場合に想定されるあらゆる事象を考えて作られたサイエンスフィクションな作品になっている。
藤子F不二雄短編集とかBLACK MIRRORに近い気がする!
最初こそ「わーいパラレルワールドたのしいー!べんりー!」ってなってたのに、終盤に向かえば向かうほどゾワゾワしてくるのは、都合が良すぎるテクノロジーのせいだな。
主要人物4人が4人とも別の使い方をするのもキャラクターの個性があって好きだった。