シカまるさんの映画レビュー・感想・評価

シカまる

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劇場版 ほんとうにあった怖い話~変な間取り~(2024年製作の映画)

3.6

この映画は「変な間取り」を扱った映画ではない。まぁ流行りにあやかったタイトルということでしょう笑

3つのエピソードからなるホラーオムニバスで、とある家に関する出来事を違う年代の違う形式で収録している
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.4

退屈だったわけではないけど、このストーリーを描かなきゃいけなかった理由が分からない。1〜3作目の綺麗な流れからすると、あまりにも張りのない話。
敵の目的や悩みも既視感。
申し訳ないが、これはやっぱり蛇
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ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

3.7

ディズニー行きたい欲が高まってきているので鑑賞。ちょっとだけ昔のディズニーランドが映って興奮。

昨今の原作者問題もあるので、生みの親に背くような作品作りは出来ない!というのは分かるけど、大好きな映画
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荒鷲の要塞(1968年製作の映画)

4.0

イーストウッドが
カッコ良すぎるのはまず置いておこう。

ドイツ軍の城に囚われた重要人物を救出するために集められた凄腕の隠密活動チーム。
でもその作戦は順調なのか、雲行きが怪しいのか、途中まで分からな
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グリーン・ランタン エメラルド・ナイト(2011年製作の映画)

3.0

新人ランタンが主人公ハルたちから、あらゆる過去のグリーンランタンの逸話を聞くという形式のオムニバス的作品。

初代ランタン アブラの話、最強なのにコミュニケーションが取れないランタン モゴの話は面白か
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.2

老舗旅館を舞台に何度も繰り返す2分間のタイムリープ。ヨーロッパ企画らしい作品で、演劇っぽいのに映画向きな作品だった笑

永遠に食べ終わらないシメの雑炊、熱くならない熱燗。地味に変でコワいループに笑って
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ワッツ・インサイド(2024年製作の映画)

3.8

人格入れ替えゲームを使ったサスペンスホラー。こういうゲームホラーものは人間関係が拗れるのがお決まりだけど、それ以上に誰が誰だか分からなくなるので余計頭がこんがらがる。

そんな感じで関係図がぐちゃぐち
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ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(2019年製作の映画)

3.8

今度邦画でリメイクするとのことで、先んじて観ておいた。

何故?原因は?元に戻るには?
なんていう難しいことは考えず、「愛する人と出会えていない世界になってしまったら?」というテーマとして面白かった。
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

3.8

ノーマークだったけど熱烈なファン層を獲得している話題作ということで鑑賞。
侍が現代にタイムスリップして、時代劇の斬られ役となる…という筋書きは予想通りまんまなのだが、そこに日本が紡いできた「サムライ魂
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トランスフォーマー/ONE(2024年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃ楽しい映画。
100分映画とは思えないくらい詰め込んでるから絶え間なく面白い。&情報過多になってない。
そして初トランスフォームシーン含め、激アツなシーンが沢山ある。
ここまでストレートに
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

2024年観るべき映画の一本だった。
この何が起きてもおかしくはない現在の世界情勢において、この映画はだいぶリアルだった。

政治的な疑問提示は思っていたよりはなくて、危険と隣り合わせのロードムービー
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ビートルジュース(1988年製作の映画)

3.2

楽しい楽しい死後の世界。
少し前だったらジョニー・デップがやってたのかな、ビートルジュース役。
ストップモーションを使った不気味なのに可愛い唯一無二のティム・バートンワールドになっている。

個人的に
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

4.0

アクション映画ってやっぱスゴい。
久々に「コレこそアクション!」って思える映画を観た。

1,2作目にあった脱力日常感はだいぶなくなったけど、前田敦子のキャラ設定は"ボクらの阪元監督"感が強くて好き。
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駅馬車(1939年製作の映画)

3.8

前半は群像劇、後半はアクションと西部劇の魅力盛り盛り。やっぱり西部劇の傑作と呼ばれる作品だ。
眠気に襲われてしまった『リオ・ブラボー』とは違って、前半も楽しく観れた。まぁ何より90分映画でこのボリュー
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ジャスティス・リーグ ゴッド & モンスター(2015年製作の映画)

3.8

DCアニメシリーズの中でも異色作。
スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンが全くの別人だったらというエルスワールド。
それぞれがヴィランの血筋だったり吸血鬼だったり、凶暴だったりするんだけど、全員
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バットマン&ハーレイ・クイン(2017年製作の映画)

3.3

MAX到来により、U-NEXTに大量にDCアニメ作品が投下されていた。今までレンタル・購入で観てきた作品だから泣けるけど、今回もありがとうU-NEXT様。

"&ハーレイクイン"というだけあって、ハー
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フローズン(2010年製作の映画)

2.5

スキーでリフトに乗るたびに、ウェアハウスで見かけたこの映画のDVDパッケージが思い浮かんでいた。

最初こそ主人公たちの自業自得感を感じてたけど、悪いことに悪いことが重なり過ぎて流石に可哀想。ただただ
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.7

飲酒映画。観ていて興味深かった。
確かに少し酒気を帯びている方が、トーク力は向上するような気もするが、自分は酒がそんな得意でもなく、酒愛が強いわけでもないので、主人公たちの心境にはあまり共感は出来なか
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

3.8

『エイリアン:ロムルス』鑑賞後にエイリアン熱が高まり、岡田斗司夫の『エイリアン』特集を観て、気づいたらこのドキュメンタリーに辿り着いていた。
まさか後の『エイリアン』で組むことになるダン・オバノンとギ
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恋するプリテンダー(2023年製作の映画)

3.5

序盤予想以上にラブコメベタベタで「ん?」って思ったけど、グレン・パウエルとシドニー・スウィーニーという、今まさに一番キテる俳優2人を起用しているだけあって良いラブコメだった。

結婚式なのに、周りの人
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フレッシュ?! イン・ハイスクール(2024年製作の映画)

3.2

アメリカン・ハイスクールのパーティもの、とりわけヲタク脱却ものは結構好きなので、今作も割と楽しかった。

この手のパーティに先生がいるのは、何だかんだ初めて見たかも。

フィリップ、きみを愛してる!(2009年製作の映画)

3.7

ハッピーな純愛映画かと思って観たら、どうしようもない詐欺師の半生。
ただ彼の人生自体は奇想天外で楽しかった。

ブラックユーモアとお下品ネタ満載で、さすがジム・キャリー映画という感じ。

ラストマイル(2024年製作の映画)

4.0

正しい表現か分からないけど、大きな印象としては物流版『シン・ゴジラ』。
人々の便利の裏にある社会問題を連続爆破テロというモンスターに露呈させられる。
しかもそこにAmaz…ウンン!!デイリーファースト
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.0

超絶怖すぎるスペースお化け屋敷ムービー。
1作目のテイストで2作目の量出されたら、もう怖すぎでしょ…💦

スペシャリストでも何でもない若者たちが主人公なのも、それぞれの特徴が分かりやすいのも非常に良い
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アビゲイル(2024年製作の映画)

3.9

『アビゲイル』個人的に凄い面白かった。
「大富豪の娘を誘拐したらヴァンパイアでした」。そういう話なわけで、言ってしまえばそれだけなのだが…。
でもそれが面白い。

洋館を舞台にしてるこの感じは『バイオ
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サユリ(2024年製作の映画)

4.2

これまでこんな映画があっただろうか…。
ホラー映画かと思ったらコメディだった、ホラー映画だと思ったらアクション映画だった…そんな映画は今までも沢山あった。
がしかし!これはそういうのとはちょっと違う。
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.7

よく出来た話だけど、これ実話だったら手が込み過ぎてて絶対もっと良い手段あっただろ、って思う。
まぁそれが映画的であり、映画の良さだな。

『ジェーン・ドゥの解剖』みたいな映画かと思ってたから、良い意味
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君が生きた証(2014年製作の映画)

3.5

うーん…
途中までは息子を失った父親が夢を追う青年と共に立ち直っていくという姿に魅入っていたんだけど、途中からの展開には自分の受け皿が小さいことで、衝撃を受け入れきれなかった。感情もどこに持っていって
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フォールガイ(2024年製作の映画)

4.2

楽しい楽しいアクション満載の"映画"の中の映画。このシチュエーションが観たい!というのがありきで作られてそうなアクションが畳み掛けられるのに、それでいて脚本もちゃんと面白い。

主人公がスタントマン。
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.8

サメ映画の元祖ですよね。
そもそもサメ映画というジャンルを普段観ないのですが、これを観ずして人生は終えれぬという使命感もあり、やっと鑑賞した次第。

前半は海辺の街で発生した人食いサメ事件に右往左往す
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.7

理科の勉強にもなる、異種族間ラブストーリー。移民文化的な話が非常に現実とリンクしているし、色んな要素のバランスが上手く配合されて、まさに絶妙化学反応<ジャスト・ケミストリー>。

予想以上に恋愛要素が
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.2

ハラハラドキドキして爽快感があって人生何があるか分からんな〜!ってなれるエンタメ映画。こんな神テンポな王道作品久々に観た気がする。

10代にして天才詐欺師になってしまったレオとそれを追うトム・ハンク
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BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ(2022年製作の映画)

3.1

頭パッパラパーの若者たちが、嵐の中の別荘でリアル殺人ゲームになってしまうお話。
とにかく登場人物たちの友人関係性が、今まで観た映画史上一番サイアク。
表面でも仲の悪さが隠しきれてないけど、露呈し始めて
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.2

田舎で起こった連続殺人事件の犯人を追う…それだけ聞くと大変ありきたりではあるが、この作品はそのジャンルの最高峰だろう。
ホントにゾクゾク、ハラハラしてしまうシーンの連続。しかもこれが実話という。
実際
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マネーボール(2011年製作の映画)

3.5

野球界の勝利の法則を根底から変えようとした男たちのお話。
やっていることは統計学に沿っているらしいけど、やっぱりスポーツである以上、博打を打っているように見える。

先駆者はやっぱり何をしても叩かれる
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.1

完全にやられた。
芸術の絡んだミステリーが観たい!と思って鑑賞したけど、「なんだ、ウブな男女の恋愛ものではないか」と気を緩めてしまった。

鑑賞後、脳の処理が追いつかなくなっているので、だいぶノックア
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