あちらにいる鬼のもものレビュー・感想・評価

友人が見たいというのでお供。瀬戸内寂聴の小説は色っぽくて大好きです。もちろん、ご本人も！
ただ小説は未読。これ、本妻の娘さんが書いたんだからすごいなぁ。色々あったんだな〜と思いました。
前半は、何で惹かれあったのか、どんな風に別れたくても別れられない関係だったのかという所が早回しで残念。
ただ出家を、つまり女として死んでまで別れをと言い始めたところから加速度的に面白くなり。涙涙。
結局のところ。こんなに一生を捧げられる人に出会えるというのは、素晴らしい事なんじゃと思わされてしまいました。