サメが出ないサメ映画！！ってゆうだけでもすごい奇策なのに、更に一手。
隙間なく埋められたセリフ、セリフ、セリフ！！狂気じみた独白量！！！
しかもセリフ以外の一切の音を排除してて、バッキバキにコンセプチュアルな一品。
サメの不在が真ん中にある事によってサメとゆう概念が観客一人一人に刻まれる。
さながらサメ版ゴドーを待ちながらみたいな哲学的な問いかけ、、、！
しかも、一見無意味に見える膨大なセリフから、ストーリー(の・ようなもの)がほのかに立ち上がってくるのがすげえ。(主人公の語りだけで間が持ってるのも地味にスゴイ)
珍品なのは間違いないが、予想を遥かに上回るハイアートぶりが嬉しかったし、目眩がした笑(いい意味で)
まさか、サメ映画を見てたのに、中島淳の小説の様な感想を抱く事になるとは、、、
