いしだ

ゴールデンカムイのいしだのレビュー・感想・評価

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)
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ゴールデンカムイの実写版。漫画の3巻、アニメだと第5話くらいまで。


漫画アニメ履修済み。単行本収集済み。道民。聖地巡礼済み。自称大ファン。


まず公開日にいちばん大きいスクリーンでこれだけ人が埋まってるのを見て道民のゴールデンカムイへの期待の大きさを感じた。


そして満足。再現度、完成度高い。とにかく忠実。実写化はこんなんでいいのよ。正解。

メイン所のキャラクターがとにかくハイクオリティ。特にアシリパ。まんまだった。アシリパが漫画から出てきててびっくりした。スゴすぎ。杉元だけやっぱり違和感があったけど中盤くらいから慣れてきた。どのキャラもそれぞれを象徴する表情があるんだけどそれが完壁!


とは言っても漫画とアニメは当然越えられない。食事シーンだけ実写版の勝ち。美味そうすぎた。140分もあるし、ストーリーもセリフも全部知ってても飽きなかった。もっと見たい。


レタラにヒグマVFXの違和感も無いし、アイヌコタンの小道具だったり、衣装や景色も手が込んでいただけに、モブキャラの演技が残念すぎて、その度にゴン冷めしてしまった。二階堂とか月島とかサブキャラ?まで完璧なのに、師団の一般兵とか最初の囚人とか下手すぎた。せっかくなんだからがんばってよ…。中盤以降はメイン所しか出てこないのでストレスフリー。

あと全体的に謎にドラマっぽい編集。アイヌ語の意味とかがいちいちテロップで出てくるのも要らなかった。原作未読組には不親切かもしれないけど、「現在の金額で○○円」とか出る度に若干雰囲気壊れてた。


続編も期待ッ!
いしだ

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