あまりに評判良すぎてそんなにか！って思って観に行ったけど、まじでめちゃくちゃ面白かった。期待値上げすぎた感も無く、期待通り面白かった。
キャラクターのビジュアルの再現度が素晴らしかった。全員原作のキャラまんまでびっくりする。それでいてコスプレ感を全く感じない。特に白石、鶴見中尉、月島あたりはまじでそのままで凄い。鶴見中尉の走るとこ良かった。山崎賢人は線が細いイメージだったがかなり増量しており、杉元に相応しい体に仕上がっていた。お見事である。
熊のCGのクオリティがかなり高いのも良かった。恐ろしく迫力のある熊で、ちゃんとハラハラする戦闘シーンになっていた。
あと、杉元と白石が川に落ちるくだりがまじでクソ面白い。原作でも面白いんだが、山崎賢人と矢本悠馬の熱演で凄いことになっている。メイキングも見たけどヤバかった。
食事シーンも完璧だったな。美味しそうだし、杉元とアシリパの掛け合いが原作通り面白い。北海道の雄大な自然を写すショットも素晴らしかった。
気になる所を強いて挙げるなら、さぁここから！ってとこで終わるのは気になる部分ではある。原作序盤をほぼ改変することなくそのまま映画にしてるので仕方なくはあるが、1本の映画として見た時に起承転結がはっきりしない歪さみたいなのは感じる。ネトフリでドラマ化とかの方が向いていたのでは？とは思ってしまう。ヒットして続編出してもらわないと困る。
