原作、アニメと見ての本映画。
内容としては物語の序盤も序盤だが、まさにその「幕開け」を強く感じる映画だった。これは狼煙なのだと思った。
北海道の壮大な景色はもちろん、小樽の街並みも面白い。また、重要なキャストである熊や狼たちのクオリティも高くて、臨場感があった。
役者陣も味がある。
土方役の舘ひろしの渋さに唸る。
白石役の矢本くんのコミカルな表情も良い。
派手でスタイリッシュなアクション、大勢のエキストラを入れた長回しの戦場シーン、光の入り方などなど、久保監督らしさも随所に見られ、楽しい作品でした。
続編もきっと準備されているかと思うので、今後が楽しみです。