knさんの映画レビュー・感想・評価

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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.5

戦う女たち、かっこいいです。
最低な元カレにも復讐できてスッキリ。

空白(2021年製作の映画)

4.0

苦しい。
二回目は見たくないと思ってしまう映画。
本当に8割ぐらいずっと苦しくてしんどい。
それでもめちゃくちゃ良かった。
いろんな人物に感情移入してしまって泣けて泣けて仕方がなかった。
充さんのこと
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

映像美がすごい。宮殿の華やかな装飾、女性陣のドレス、どれも胸がときめく。

そんな世界で描かれるドロドロとした女のバトル。
アビゲイルは狡猾で強かな女で、時に残酷。サラは真っ直ぐで賢く、強い。
そして
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

聡実くんの成長物語。
淡々としているけど、ヤクザにはちゃんと怖がって、声変わりに悩んで、親に反抗もする聡実くんが愛おしく可愛い。
聡実くんの周りの人間たちはみんなそんな聡実くんを受け入れ、成長を急かさ
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.5

アクションシーンの鈴木亮平のかっこよさ。見応え十分。
サクッと見れて良かったです。

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.0

泣いて笑って考えさせられる、良い映画。
この映画の中に悪い人はいない。
みんな誰かのことを思って、誰かの幸せを願っている。
こうして大切に思える誰かがいるって素敵なことだなと感じさせられる。
悲しいと
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

今更なあ……と思いつつ鑑賞。
もっと早く観ておくべきだった。

大人向け特撮映画。面白い。
未曾有の怪獣に、大人たちが力と金と命を賭しながら立ち向かっていく姿にはどうしてもワクワクしてしまう。
まどろ
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.0

名作としてよく語られているのをふと思い出して鑑賞。
12人それぞれに個性があり差別化できていて、かつその12人の議論だけで物語が成り立っているのがすごい。
場面は1つで議題も1つ、登場人物も12人だけ
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ある男(2022年製作の映画)

3.8

安藤サクラの演技が絶妙で素晴らしい。
息子役の坂元くんの繊細な演技も良かった。

物語の進行は淡々としていて、劇的な展開はなく真相に迫っていく。
行き着いた先にある、普通に生きたいという切実な気持ちが
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

導入から引き込まれる映画だった。

雪山の山頂、暗く長い山道を登った先に、事件現場となる家がある。
映画の冒頭に出てくる写真は、ごく普通の、ありふれた幸せな夫婦と家族の写真だ。

「真実はどちらでもい
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黒い家(1999年製作の映画)

3.2

思ってたよりコメディ寄りのホラーで少し期待外れだったけど、怖いのは怖い。
ずっと気味の悪さみたいなものがまとわりついている感じ。
はっきり明言はされないけど、これはきっとこういうことなんだろうなあ、と
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

原作、アニメと見ての本映画。
内容としては物語の序盤も序盤だが、まさにその「幕開け」を強く感じる映画だった。これは狼煙なのだと思った。

北海道の壮大な景色はもちろん、小樽の街並みも面白い。また、重要
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.5

閉鎖された空間でのミステリーを表現するために、間取り図の俯瞰や監視カメラの視点など、趣向が凝らしてあり面白い。
クライマックスは少しドラマチックにさせすぎてて置いてきぼりにされそうだったが、オチのシー
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

無駄なシーンがまったくない、最初から最後までずっと素晴らしい映画だった。
目を背けたくなるような差別のシーンも多いので悲しくなるが、それもすべて必要なシーンだと感じた。

二人の掛け合いも絶妙で、説明
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.8

最初から最後まで映像と音楽がとても素晴らしい。
良いものをみたという気持ちになります。
過去の場面をモノクロで、現代に近い場面をカラーでみせるのも面白い。

天才の周囲にいる人たちはもちろん、天才本人
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.6

面白かった。
レオナルド・ディカプリオ、どんな役でも格好良くてずるい。

ストーリーは、彗星が地球にぶつかる予測が出て生命全滅の危機!というファンタジーでシリアスなテーマだが、コミカルなシーンも多いの
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.5

岡田准一と綾野剛の対峙は良い。
決して良い人間ではないが、守るべきもののために身体を張る工藤と、異常な執着をみせ、気味の悪い佇まいの矢崎。
二人の対極の演技が良かった。
最後まで人間らしい工藤が愛おし
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

4.0

安藤サクラの存在感がすごい。
逞しくて賢くてかっこいいのに、人間味もある。
終始会話のテンポが良く、こてこての関西弁も耳心地が良い。

ネリは自分たちの人生を不運だと言っていたが、まわりにちゃんとネリ
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

2.5

キャストに惹かれて見始めたが、最初から最後までよく分からなかった。
登場人物がみんなめんどくさいし、渋谷のシーンはとにかくイライラしてしまった…

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.5

「崖っぷちホテル!」の中村倫也と岩田剛典が好きだったので、懐かしい並びだなと思い見た。
内容にそれほど期待を寄せていたわけではないが、結果、かなり面白かった。

結婚式は新郎新婦だけのものではなく、そ
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(2023年製作の映画)

3.8

さすが、キャストの顔ぶれが圧巻。それだけでも満足度が高い。
様々な身分、立場の人間たちがそれぞれの思惑や野望を胸に人生を賭して駆け回る。それぞれのピースが上手くハマりそうで、ハマらない。結局人間思い通
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インセプション(2010年製作の映画)

4.0

夢が舞台のミッションインポッシブルという感じ。
夢の中では、自由で、無限で、創造主になれる。前半はそんな世界に期待が膨らみ、アトラクションのように楽しい。
後半はサスペンスアクション。夢というだれもコ
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.8

夢と現実が混じり合う世界観。
それを演出する音楽がまた非常に良い。

科学が進歩しても人間は変わらない。欲に抗えず、トラウマを抱えて苦しみ、人に嫉妬する。そして、夢の中ではそれが丸裸になってしまう。
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#マンホール(2023年製作の映画)

3.0

スペインのPLATFORM的な映画かと思って見始めたけど違った。もっとライトで、スナック感覚で観られる映画。
黒木華の贅沢使いです。

後半面白くなるが、ワンシチュエーションなのでどうしても途中ダレて
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攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間(2023年製作の映画)

4.0

Netflixで鑑賞済みだったため映画館でみるか少々悩んだが、結果として大満足だった。
クオリティの高い映像の迫力、臨場感が素晴らしく、millennium paradeの音楽がより映える。
これだけ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

気持ちの良い映画だった。
物語は古い村の気持ちの悪いところを全部詰め込んだような話で、登場人物の死に方もみななかなかに強烈だが、脚本と構成が上手いので後味の悪さがない。
これ意味がありそうなカメラワー
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

オチが弱いなとは思ったが、映画としてはよく出来ていて面白く、集中して見れた。
コミカルな演出とシリアスな演出のバランスがとても絶妙で上手い。軽すぎず、重すぎない。
演技派なキャスト陣の顔ぶれもよく、厚
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.5

初めてのウェス・アンダーソン作品。
映像も脚本も面白くてあっという間だった。癖が強いので40分でちょうど良いのかも。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.6

登場人物がみんな魅力的で、それぞれの関係性も素敵。みんなどこかちょっとダメなところもあるけれど、そこが人間らしくて感情移入できる。
結婚式のシーンと、最後に父に会いに行くシーンが好き。気付けば終盤はず
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

アニャ見たさに視聴。
いつホラー映画になるんだ?と思いながら見ていたが、終盤畳み掛けてくるところはなかなか怖かったし、ホラー映画らしくない色彩と音楽とのかけ合わせがだんだん不気味に思えてくる。不思議な
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

原作は未読。いい加減見ておかねばと思い見た。
バイクはもちろん、キャラクターの衣装、街の構造やネオンの色、内装など映画を彩るものが細かなところまで面白くて世界観にどっぷり浸かることができる。
元々こう
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

終始ハッピーな映画だった。障害、人種、養子、貧困、LGBTと要素を切り出すと重そうなテーマが随所にあるが、それらをありのまま描きながらも、わざとらしく同情や感動を演出しない。フラットでいやらしくなくて>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.5

描写はどぎついが時々挟まれるシュールなシーンがよい。過激なストーリー、シーンの連続だが、その温度感は一定低く、気味の悪さがある。それにしても森田君役の森田剛。不思議な感じ。

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