ゴールデンカムイのみかん箱のネタバレレビュー・内容・結末

漫画は全話最終回まで読んだのですが、
コミック版での最終回までは見れてません。
なので、大幅加筆後の本当の最終版を知らないまま、こちらの実写映画を見てきました。

今回の映画はプロローグ版といった感じでした。

主人公の杉本はどんな人生を歩んできた人物なのか〜という回想含めた導入シーンから、アシㇼパさんとの出会い、北海道の自然の脅威、熊、色んな思いがあって金塊を探すことになった元囚人達と軍人達との出会い…と、続きが気になるところで終わってしまいます。変に話を縮めこまれてなくて逆に安心しました。

俳優さん達のキャラクターの再現度もまずまず。特に土方役の舘ひろしさんと鶴見中尉役の玉木宏さんの覇気と狂気的な雰囲気は、完璧だと思います。鶴見中尉の串うちも素晴らしい。あと白石がちゃんと白石してました笑

全体的に筋肉が足りない！という声もありますが、変に再現するとコスプレ感が出てしまい話に集中出来なくなるので、個人的には許せる範囲かなと感じました。

面白さが全く損なわれてない、なんなら杉本目線のアレンジシーンもあって、充分楽しかったです。