このレビューはネタバレを含みます
漫画のキャラのイメージで言うと、杉元は体重をなんとかさらに10キロ増やして欲しい。あと、出来ればアシリパはあと5歳くらい若い人が良かったのではないか。でもなんとか「原作に寄せよう」という心意気は感じるし、土方、鶴見、尾形、谷垣、白石、牛山あたりの仕上がりはちょっとびっくりするレベル。
ラストを見ると当然続編はやるのだろうが（というより部分的にすでに撮影している？）、まだコミックでいうと3巻途中までしか進んでおらず、このあと相当省略しても5、6作くらいやらないと終わらないのでは…そしてロシアロケは可能なのだろうか？
また個人的に原作の魅力の1つは鶴見とそれに付いていくキャラの動機、過去の描写が丁寧で、行動に説得力がある所だと思うのだけど、アクション映画としては長くなるしそれは省くのでしょう。その辺は、映像化の難しさかなとも思う。
いずれにせよ、役者をはじめ製作陣への原作への想いを感じる作品であり、続編も楽しみにしようと思う。
