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ゴールデンカムイのrのネタバレレビュー・内容・結末

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

3回観たけど、3回目がいちばん見応えがあるほどボリュームがある。

1回目観た際は(原作を読んでいないための知識不足)、グロさを売りにして日露戦争という実際に存在しているものをテーマにしている所が少し嫌だなと感じてしまったが、
寧ろ戦争の悲惨さや、正義とか何か、みたいなのを伝えたいのかもしれないなと観るごとに次第に思お始めた。

カメラワークもシーンの無駄さも一切ないし、テンポも良かった。

金を狙うそれぞれの登場人物の主張を聞くに、一見悪役というポジションの人物でも、その主張は「悪」でもなんでもないなと感じた。
例えば、鶴見は戦友たちのことをよく想っているなと感じた。
ただ、それを突き通すために、恐怖で人を支配させて操ると、また違う方向に行くなと。

また、杉元が不死身なのは、死に対する恐怖がない部分。それは肺炎で家族を失っており、村も離れ、梅ちゃんとも結婚をしていなかったからこそ。大切な人を既に失っている故のものだとすると、ある意味酷だなと感じた。
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