インランド・エンパイアのいしすーのレビュー・感想・評価

「ブルー・ベルベット」でセンセーションを巻き起こしたローラ・ダーンの醜悪かつおぞましい口ひん曲げ顔がさらにグレードアップして帰ってきた！

リンチの演出もそれを存分に活かした（悪ノリしまくった）ものになっていて、まさに悪夢を象徴する表情に。

全体としては、好き放題やりやがったな！という感じ。今まで観たリンチの中で最も難解で、体力を激しく消耗したけど、「意味はわかんないのにすごく良い」といういつものマジックは健在。すごく良いんです。