ただ生きているということ
人生の中で不思議な縁で巡り逢う人々
全てが偶然でしか無く、
だから大切に生きようとか、
そういう押し付けがましさも無く、
ただ単純に、今自分が生きていること
周りの人が生きているということを
教えてくれた映画でした。
絶望に打ちひしがれた時、
大切な何かをなくした時、
僕らは何かを得るのかもしれない。
ホームレスの問題も、援交も、育児虐待や放棄も、PTSDも、全部日本の何処かで起きている物語。
この作品は、ノンフィクションをかき集めたフィクションだと思います。
キャラクター全員に人間味があって、
設定も自然体で、好きな作品です。