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ぜんぶ、ボクのせいのeryuのネタバレレビュー・内容・結末

ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

 誰からも愛されず、やっと愛してくれた人が亡くなってしまって、なんでこの子にばっかりと心から感じた。ただお母さんの温もりが恋しくて、お母さんに愛して欲しかっただけなのに、おっちゃんが愛してくれていたのに、愛してくれる人と出会えたのに、なんでこんなに悪いことばかり起こってしまうんだ。
 最後、全てに絶望した彼はこの世の悪いこと全部ボクのせいですと言っていて、大人を睨み絶望している表情に、目に光が宿ってなかった。すべての罪は僕がいるからなんだと思っているのだとしたら、彼を救ってあげる大人にそばにいてほしいと心から思う。
そして、川島鈴遙さんの演技が惹かれた。不思議な空気感を纏っていて、自然で素敵だった。唯一無二のように感じた。
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