どど丼

希望と絶望 その涙を誰も知らないのどど丼のレビュー・感想・評価

1.0
日向坂46のドキュメンタリー映画第二弾。「三年目のデビュー」ではデビューまでの苦労話がメインだったけど、今作で描かれるのは、それ以降の内部崩壊と再生への道筋。ついこの前の東京ドーム公演とべみほ卒業まで追ってるので超リアルタイム。はっきり言って酷すぎる。運営が。

一本の欅に過剰に水や肥料を与えすぎて全部枯れていったのが欅坂46だとすれば、全ての欅に無秩序に水や肥料をばら撒いて各々の生育状況を把握しきれず一本一本が徐々に枯れていったのが日向坂46。ただ各々が自生し群れる力が強かったからどうにか持ち直せたのが日向坂の強いところで、一歩間違えれば欅坂と同じ末路を辿っていたと思う。

メンバーをここまで追い詰めるスタッフがクソすぎる、正気の沙汰じゃ無い。これはブラック企業のセルフ告発ドキュメンタリー。肥料の与え方は違えど欅の時と同じ過ちを犯していて、明らかにメンバーが弱っていく中でも容赦ないダメ出しを重ねる会社代表、見ていて胸糞悪かった。。日向坂の武器は笑顔と元気なパフォーマンスだと思ってるけど、こんなに身…どころか命を削ってまで作り込む事はファンも求めてないだろうよ……。センターに選ばれたメンバーが尽く精神をやられるのは48坂道系全般そうだけど、ここはあまりに酷い。Seed&Flower、ファンで署名して一回告発した方が良い。もう、頼むから夏場の野外ライブはやめて欲しいのと、かとしを休ませてあげてください……。このままじゃメンバーが死んじゃうよ。
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