カーネル

あいたくて あいたくて あいたくてのカーネルのレビュー・感想・評価

3.9
これは好きだ〜。
格別な思い入れも込みで
グッときました。
そして………
ハートフルなのにR15!(笑)
さすが、いまおかしんじ監督だ!

人生半ばを過ぎて、大きな山場も乗り越えて、色々あるんだよね。
それでも明るく軽やかにそして真面目に生きて、たまに恋だの愛だのというスパイスがいい感じのアクセントになる大人の生き方。

淳子(丸純子)の明るさがたまらないよね〜。
亡くなった夫(松浦祐也………写真の中の彼がちょっとカッコよさげで、ズルい!)の事が一番好きな彼女は、彼を忘れたくない訳で、彼を忘れさせるような男はきっともう出てこない………と思う。
やっとメールの世界から脱して会えた、家具職人の裕司(浜田学が短髪で、これが実にいい!新鮮!)は真面目であるから、今後も淳子との関係に無理はしないんじゃないかな。
そこが人生半ばを過ぎた大人のあうんの関係………のような気がする

おばちゃん、結構強いのだ。




序盤の淳子と裕司の物理的距離感
を上手く使った〝すれ違い方〟がすごく効果的で素晴らしいと思いました!

元カノのカスミの〝縦〟のビンタを受け止め、鼻にガブリっ、と噛みつかれる………裕司。(浜田学エライ!)ちょっと強面風なのに実は心優しき男で、最高でした!雰囲気良かった〜。


亡き夫の友人である寺岡さん、いい人だなぁ〜 潔し!

いまおか組常連の
川瀬陽太のフレーフレー
よかったw

ラストシーンがこれまた私好み!

〝え?なんで?〟
〝なんでだろっ………〟

ほのぼの〜w
いい大人が何やってんだ!
中坊かっ!(笑)


ほんと、好きだなぁこの映画!

セックスシーンが長いのがちょっと………だれちゃうけどw
いまおかカラーだからやむなし!
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