カーネルさんの映画レビュー・感想・評価

カーネル

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若き見知らぬ者たち(2024年製作の映画)

3.7

『佐々木〜』以来、内山監督は気になる存在
初の商業長編ということで観ねばと。

重かった。
なかなかにシンドかった。
けど目を背けることも出来ない。
しかも、漫然と見ることを決して許してくれない映画だ
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ヌーのコインロッカーは使用禁止(2021年製作の映画)

3.3


何気に豪華キャスト(Vシネ的にw)で、ビックリw

上西雄大率いる劇団10ANTSの舞台作品を映画化
『織田同志会』から上西雄大に興味を持って関連作品は比較的見てる方だと思う。

今作は………言い方
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HAPPYEND(2024年製作の映画)

4.2

坂本龍一のコンサートドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』の監督であり、坂本龍一の息子である空音央の長編映画デビュー作品。(パンフの空監督の写真は教授そっくり)>>続きを読む

THIS MAN(2024年製作の映画)

2.1


〝村西とおる!?〟

〝日本エレキテル連合!?〟



芳ばしい〜実に芳ばしい〜w
一周回って楽しんでしまったのでスコアにイロつけときました。
(これでも)



えーっと、スコアの低さと皆さんのレ
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違国日記(2023年製作の映画)

3.4

原作未読
特にガッキー好きってわけじゃなく、
どちらかというと早瀬憩に興味があって見てみることに。

情報ゼロで観たけど、もっと重くて暗い話かと勝手に思ってたので、朝(早瀬憩)がそんなには捻くれてなく
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チャチャ(2024年製作の映画)

3.8

伊藤万理華✖️酒井麻衣監督✖️中川大志
とあらば、小躍りしてクリップですよね
予告見なくたって平気平気〜
情報も要らない〜

で、公開2日目のレイトショーで観ることができました。

面白かったー!好き
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

4.4

面白かったー!
情報をほとんど入れずに観たのですが、
予想と全く違う面白さでした。
大満足っす!
おすすめ!!




〝殺し屋協会にライバル組織か!?それともあくまで〝彼〟は野良の殺し屋?〟

これ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.9

すいません、ほんとすいません。
良さがわかりませんでした。

もともと、アニメ自体そんなに見る方ではなく、ジブリはラピュタと紅ともののけ姫と千と千尋しか知りません。

今作は吉野源三郎の小説が原作では
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

4.4

面白かったーーーーーっ!
観る前からワクワクする映画は、それだけで元気、エネルギーの源に値するなw

シリーズファンとしては、満を持してのスクリーン鑑賞です!

やっぱ面白いなー! 
期待を裏切らない
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SUPER HAPPY FOREVER(2024年製作の映画)

4.2

幸せ感じた映画でした。

完全オリジナルストーリー
大きな動きや起伏があるわけじゃない
静かに普通に物事が流れていく物語です
ただ、帽子がなくなっちゃう………。

山本奈衣瑠の名前でクリップしてた作品
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法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.3

気紛れでチョイス
原作知らず

事件が絡み合って、さらに二転三転するストーリーは確かに面白い。
でも、エピソードそれぞれに既視感が拭えないのだ。その点は残念

隠蔽と復讐の連鎖
それを司法の場に持ち込
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卍 リバース(2024年製作の映画)

2.8

『痴人の愛〜リバース』を観、田山花袋原作の『蒲団』もリリースしたら観ようと思っているので、今作もお付き合い。

原作は大昔に読んだ記憶。ゴソゴソしたら黄ばんだ文庫が出てきた。原作は上方言葉で綴られてい
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森の中のレストラン(2022年製作の映画)

2.7

監督も主演俳優も知らないまま、畑芽育と森永悠希と染谷俊之とそして谷田歩!を頼りに観ました。


森で独り死を迎える者に最後の晩餐を提供するシェフは、かつてそこで死にきれなかったわけで、同じ思いの人間を
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ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

4.3

油断してたら、上映回数1回になってて、ヤバいと思って吹っ飛んで行ったのです。
良い決断した自分を褒める!


こんなに素敵な映画なのに
Filmarksの平均スコアも高いのに
カンヌでは8分間のスタン
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痴人の愛 リバース(2024年製作の映画)

2.7

かの有名な原作も読んでないのですがw

『ロストサマー』の舞台挨拶後に少し言葉を交わした林裕太に期待し、守谷文雄もいるし、監督の宝来さんは最近ドラマも見てるし、数ある谷崎作品の映像化も何本か見てるし、
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キスより簡単(1989年製作の映画)

3.0

若松孝二監督で原田芳雄の名前を見つけたので。
原作に石坂啓の名前。懐かし!
ひょっとしたら読んでたかもな


んまぁ〜時代を感じます
あの時代はあれが普通だった濡れ場の脱ぎっぷりというか露出具合が、も
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ペナルティループ(2024年製作の映画)

3.8

フライヤーや劇場予告では、温度低め湿度高めの復讐タイムループと思ってたんだ。
けど………

なにこれ!?
おもっしろーい!
この発想すごいw
ループ、終わらないでいいよ〜(笑)
まだまだ見ていたい〜
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映画 マイホームヒーロー(2024年製作の映画)

2.7


原作知らず。ドラマは淵上泰史見たさにTVerで見てた。レビューはしてません。

2時間ドラマでよかったんじゃね?
ドラマはもう少し楽しめたけど………そこからの展開に期待しただけに残念〜
劇場版として
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ナイト・トーキョー・デイ(2009年製作の映画)

2.5

なんで見ようと思ったんだ!?私!?
謎であるw



ファーストシーン。
いきなりの女体盛りには驚いたw
2009年公開作なんだけど時代錯誤も甚だしい。ラブホの電車内設定の部屋(吊り革につかまりながら
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心平、(2023年製作の映画)

3.6


奥野瑛太主演作品という事で、フライヤーを手元に置きニヤニヤ。彼の主演作品『死体の人』をディスクで見て〝こりゃ公開したら『心平、』観に行きたいな〟と。
それなのに気づいたら上映期間終わっててガーン!
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蜜のあわれ(2016年製作の映画)

3.2

『箱男』公開記念
石井岳龍監督フェア〜開催中
(個人的にw)

室生犀星の半自伝的幻想小説が原作となります。未読。
鈴木清順監督が亡くなる前に映画化を考えていたらしい。なんか、わかるわぁ。そんな雰囲気
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新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!(2024年製作の映画)

3.1

小林監督は何本か観てますが、相性は五分五分。今作は『恋の光』と同様、合わなかったな〜。
脚本の大野さんは監督作品も何本か見てます。『辻占恋慕』は出演もしていて印象的。今作は台詞が凡庸すぎてつまらなかっ
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マッチング(2024年製作の映画)

3.3

あまり好みではない気はしたんだが、内田英治監督はなんだかんだ好きなので、クリップしてた。

内田監督は原則オリジナル脚本だから内容もあまり知らないまま見ましたが、ストーリーは面白かったです。凝ってるよ
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

3.0

『箱男』公開記念!
石井岳龍祭り〜

大昔に何本か見てるけど
これは見てなかった。
石井岳龍✖️宮藤官九郎
混ぜるな危険!?
〝君子危うきに近寄らず〟(笑)

すんばらしいキャストを見るつもりで
果敢
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毒娘(2024年製作の映画)

3.3

予想より面白く、楽しめた
あ、虫が苦手な人は気をつけて見てねw
スプラッタじゃないです(ハサミの使い方が巧くて効果的だった。竹財輝之助演じる男に向けられたハサミ………うわw)

ホラーって感じもしなか
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愛に乱暴(2024年製作の映画)

3.6

〝女は床下に愛を隠す。〟

レイトショーにうってつけの1本かと思って観に行った。
血は流れず、ホラーでもなく、観終わっても決して嫌な気分になることはない。
江口のりこが圧巻の演技で勤めた主役はPSYC
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(2000年製作の映画)

3.6


やっぱすげーなー 藤山直美

保険金殺人での逃亡劇で悪名高き福田和子から着想した作品
けど、ラストを見るとこれは藤山直美ならではの物語じゃないかと思わせます。
ちょっと笑っちゃったもん。
そこが阪本
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その恋、自販機で買えますか?(2023年製作の映画)

3.9

原作が好きです。
それが高じて実写も観たくなり、
でも観る術がなくて結局ディスク購入しちゃったよw

コミックのデザイン装丁や〝オレンジジュース〟に象徴されるように、オレンジカラーがよく似合う明るく優
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ナイトピープル(2012年製作の映画)

3.0

門井監督が『休暇』(Filmarks始める前に観た好きな1本です。ちょっと重いけど)の監督と知って見ることにしました。
脚本も港岳彦だし、原作逢坂剛だし、面白そうじゃんって
けどアクションとかバイオレ
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Chime(2024年製作の映画)

3.8

黒沢清✖️吉岡睦雄というので観たいな〜と思ってたら、DVT(デジタル・ビデオ・トレーディング)システムとかで普通に観られない………(作品の公式サイトに詳しく載ってます)と諦めてた。
ら、劇場公開の一報
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箱男(2024年製作の映画)

4.0

公開初日のレイトショーは、予想以上のお客さんでちょっとびっくりw


石井岳龍監督が安部公房を撮ることを、しかも27年前に一度頓挫していた企画が再始動したと知ってから、速攻で原作読みました。
初っ端、
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CONNECT -覇者への道- 6(2024年製作の映画)

3.0

諸所、解決へ〜 の回


八王会も会長城田恒造(清水昭博)が出所してゴダゴダがマシマシw
で、黒須明人(本宮泰風)の露出増です
敵が多くなって彼もこれから大変だ
けど賢さは氷室蓮司に通じるものがある
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CONNECT -覇者への道- 5(2024年製作の映画)

3.0

これが北九州マジックか?(笑)
北九州が舞台になった途端
痺れる展開になってきたよね〜
(故青山真治監督の北九州三部作と若干色味が似てる。赤土色が似合う物語に仕上がってて良い)


ほほーぅ
話はダブ
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CONNECT -覇者への道- 4(2024年製作の映画)

3.0

まず何回見ても、ユニバーサルの地球規模の壮大な(笑)ブランドクレジットには慣れないw


宗像組が立ち上がった途端、物語性が強くなって面白くなってきました!
同時にキャラが立ってきて皆カッコよく見える
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CONNECT -覇者への道- 3(2024年製作の映画)

3.0

はい、リリースしたら観ますよ。

こちらは〝日本統一〟
ではなく〝日本制覇〟
なんですな

ついに宗像組誕生

さぁこれから色々動きますぞ
江田(松田賢二)も心配だが
直江(宮本大誠)の眼が気になる
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CONNECT -覇者への道- 2(2024年製作の映画)

3.0

出たら見るというお約束w

1、が導入部だったので
2、でどこまで展開するかと。

色んな意味で意外な展開
侮ってました。
(確かに弾は無駄にしちゃいかん)
まさかなぁ そうきたか
この展開ペースだと
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