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1秒先の彼のwestsiteのレビュー・感想・評価

1秒先の彼(2023年製作の映画)
3.0
台湾映画の傑作『1秒先の彼女』をリメイク。
監督は悪くないが脚本家が…と期待しなかったが、案の定。

舞台は京都。
岡田将生の京都弁がつらい。
前半は彼のパートでドタバタ喜劇。
日本のドラマ、映画、お笑いに慣れてる大半の観客にはちょうどいいのかもしれない。
前半終わる頃には帰ろうかと頭をよぎったが、我慢。

後半の彼女のパートからはしっとりトーンに変わるのだが、その出だしからツッコミたくなる所だらけ。
そこも、我慢。
だが、終盤、清原果耶の演技が映画を救った。
原作の良さも、映画を救った。
こちらも救われたー😅

時間はオリジナルとピッタリ同じ119分。
台湾版のような魔法の世界は再現できてないが、日本のマーケットを考えればこれでいいのだろう。

原題は、消失的情人節。
情人節とは、あちらでバレンタインのことで、何と台湾では年に2回あるそうな。
1つは、2月14日。
1つは、七夕。

だから英題は、My Missing Valentine.
消えたバレンタイン💘
七夕に見るべきかと思い初日に足を運んだが、関係なし😅

口直しに、オリジナルを見たくなった。
素敵なんだな!
近々に見るか…

あ、冒頭、京都の街を、解禁されたばかりの問題の電動キックボードで岡田将生が走るシーンあり。
完全に狙ったタイアップだな。

人より早く動いてしまう岡田将生のキャラを強調するなら、信号より早く動いてしまい事故を起こすか起こしかけるシーンにすればいいはずだが、メーカーが許すはずないか😅
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