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スケールの大きさと長尺から長いこと未見だったが、ついに。
やはり極力早めに観ておかないと、何とも演出が古めかしく感じられてならない。
オスカー作品賞の他候補が、
『ブロードキャスト・ニュース』 >>続きを読む
よく出来ている分、元気な時に見ないとひどく落ちこむかもしれない。
ひたすら悪い状況に落ちてゆく話なのだ。
『火垂るの墓』のように。
監督の母が祖母を看護師する姿からヒントを得たストーリーなのだとか。>>続きを読む
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中途半端感は否めないが、この顔ぶれを楽しむ映画。
豪華キャストにも関わらず、あちらで興収わずかに450万ドル。
脚本がイマイチなのは置いといて、そもそもこの企画が時代に合ってないのだ。
全員リッチ>>続きを読む
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これは凄くて、想定外。
前作の2時間35分はやたら長くて閉口したのに、11分長い続編が長くない。
Part1は、編集が長くて緩い長大な予告編だ。
そこを我慢すれば、別世界が待っている。
IMAX>>続きを読む
ラッセル・クロウ監督2作目。
いろんな要素の詰まった映画で、あちこち既視感もあり。
『アオラレ』(2020)、『ソー:ラブ&サンダー』で随分と体重の増えた姿を見せたクロウだが、ここではスッキリと以前>>続きを読む
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何なんだ、これは。
駄作愚作ではなく、珍作、か。
予告編はまともだったのに。
コピーの、
「エンドロールを迎えた時、あなたの心があぶりだされる」
「凝り固まった映画ファンの映画的常識に挑む野心作」>>続きを読む
ひどい。
傑作『キックアス』のマシュー・ヴォーン。
『キングスマン』1,2も良かったものの、3が大コケ。
これはコロナ禍真っ只中の公開で仕方ないとも言えるが、内容が酷かった。
大袈裟な撮り方ばかりで、>>続きを読む
これぞ、映画。
シンプルで力強く、恐ろしくて面白い。
ながら見をしていても、手を止めることになる。
低予算だから、登場人物を最小限にとどめながら、ちゃんとストーリーを成立させている。
なかなかの手腕>>続きを読む
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いやー、面白い。
カンヌ最高賞のパルムドール受賞、ゴールデングローブ2部門受賞、オスカー5部門ノミネートの話題作。
公開中の韓国映画『梟 ーフクロウー』でも、重要な証人が同じような視覚障害であるの>>続きを読む
サモア諸島の西側が、西サモアと呼ばれる独立国。
今作の舞台は、東側の東サモアでアメリカ領サモア。
劇中ではアメリカン・サモアと連呼される。
公式戦全敗、FIFAランキング10年以上最下位、1ゴールを>>続きを読む
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アリ・アスター監督が『ボーはおそれている』に影響を与えた作品の1本に挙げているのがこれ。
事故死した主人公は、テーマパークのようなジャッジメント・シティに到着。
そこはまるで理想郷。
快適な生活、ホ>>続きを読む
これ、何も知らずに見ると情報が足りなすぎてよく分からない。
スパイダーマン世界なので、舞台はNY。
時は、2003年。
プチ・レトロ。
したがって、スマホはなくケータイ。
予知能力に目覚めるダコタ>>続きを読む
韓国ではメガヒットを繰り返すシリーズ3作目。
1作目の悪党は中国の朝鮮族。
2作目は、ベトナムで拘束された韓国人。
今作はついに日本のヤクザ。
送り込まれた殺し屋に、青木崇高。
ヤクザの親分に、韓国で>>続きを読む
日本では2月23日公開の『犯罪都市3』の次回作『4』のホ・ミョンヘン監督で、これが初監督。
それまではマ・ドンソクと組んで武術監督を務めているところなど、キアヌ・リーブスと『ジョン・ウィック』との関係>>続きを読む
人気のアリ・アスター監督3作目。
何じゃ、こりゃ。
さすが、とも言えるが、こんなものを3時間見せられるとは。
人には勧めづらい。
冒頭から異様。
最悪なことが起き続ける3時間。
夢か現か。
前半>>続きを読む
信頼のブラムハウス製ながら、いまいち。
全米2週連続第1位。
製作費2000万ドルながら、最初の3日間で7600万ドルの興収をあげ早々に元をとった。
(一般的に製作費の3倍の興収でチャラになる)
そ>>続きを読む
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惜しくもオスカーの長編ドキュメンタリー賞ノミネートならず。
北朝鮮の非道さはある程度知ってるつもりだったが、改めて何て酷い体制なのだ。
10年に渡り1000人の脱北者を救った韓国人牧師。
2組の脱>>続きを読む
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すでに各賞を受賞。
『ラ・ラ・ランド』『アメージング・スパイダーマン』のエマ・ストーンだし、アート系のビジュアルだし…と思ってデートに使うと大失敗する映画。
予告編でもう少し臭わせれば事故も減るの>>続きを読む
来月2月に第3弾が日本公開される刑事アクション。
下っ端の火付盗賊改方のような存在がマ・ドンソク。
極悪犯罪捜査班だろうか。
とにかく面白い。
テンポ良し、ユーモア良し、キャラ設定良し、分かりやす>>続きを読む
DCEU13作目にして最終作。
『アクアマン』続篇。
アメリカで『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』から首位を奪うも、前作の半分ほどのオープニング成績。
アメリカ映画市場は低迷中。
ジェイソン>>続きを読む
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同日公開、『コンクリート・ユートピア』を見れば、大震災で瓦礫の山、寒さと飢えで人々が苦しむシーンばかり。
『ニューブラッド』を見れば、冒頭から飛行機炎上🔥
この2作を続けて見てはいけない。
今の日本に>>続きを読む
一言で言えば、悪くない。
VFXが最大の売りである山崎貴監督作は今はもう原則として見なくなっているのだが、今回はゴジラだし、予告編の迫力に目を奪われたし、ならばどうせ見るならそりゃスクリーンだし…と>>続きを読む
一言で言えば、元凄腕警備員が変態クソ野郎をブチ殺す復讐もの。
話題なので見てみたが、こだわり抜いた演出が鬱陶しい。
美形監督が、どこかで見たようなクールで美味しい撮り方を詰めこみまくった。
バラ>>続きを読む
原題は、消失的情人節。
情人節とは、あちらでバレンタインのことで、何と台湾では年に2回あるそうな。
1つは、2月14日。
1つは、七夕。
だから英題は、My Missing Valentine.
消>>続きを読む
惜しい!
設定は良し、衣装・美術も良し、各キャラクターも良し、ポスターも良し、広川太一郎の如き超訳吹き替えも良し。
なのにテンポが良くない、カタルシスが足りない、もったいない。
編集でもう少し何>>続きを読む
脚本、演出、演技力。
三位一体で今ひとつ。
都市伝説ベースの、ご当地映画。
静岡県は、遠州鉄道。
ジャパンプレミア全国一斉IMAX上映にて。
見た!
笑った!
泣いた!
痺れた!
参った!
昨年の一番は『トップガン/マーヴェリック』だったけれど、今年の一番もトム・クルーズになりかねない。
撮>>続きを読む
追記/2度目鑑賞✌️
宮﨑駿版の「不思議の国のアリス」だな。
Hayao in Wonderland.
初日鑑賞☝️
宮崎アニメはどうしても自分の肌に合わないのだが、これは今までで一番>>続きを読む
映画も主題歌も特大ヒットを飛ばした『三匹の子ぶた』(1933)の続編。
邦題は『赤ずきんちゃん』だが、
原題は『ザ・ビッグ・バッド・ウルフ』。
三匹の子ぶたの前に赤ずきんちゃんが現れ、続いて赤ずき>>続きを読む
台湾映画の傑作『1秒先の彼女』をリメイク。
監督は悪くないが脚本家が…と期待しなかったが、案の定。
舞台は京都。
岡田将生の京都弁がつらい。
前半は彼のパートでドタバタ喜劇。
日本のドラマ、映画、お>>続きを読む
有名レストランをクビになったスーシェフが、自分と移民少年たちとを救わんと奮闘するヒューマンコメディ。
とにかくヨーロッパ映画には、移民問題を扱ったものが多い。
それだけ重要な政治問題であり、人道的に>>続きを読む
『エンドゲーム』に並ぶ傑作ではなかろうか。
最近のMCUの流れが好きじゃない人は、これがMCUだよ、これぞ「ガーディアンズ」だ…と言うだろうが、これぞジェームズ・ガン、だな。
ここまでクォリティ>>続きを読む
スタンダップの新作をクリス・ロックは、オスカー直前にぶつけてきた。
クライマックスは、ウィル・スミスによるクリス平手打ち事件だ。
Netflix配信だから、世界中が見られる。
1年近くの沈黙を破って>>続きを読む
ノーランの『バットマン・ビギンズ』のように荒唐無稽な設定に根拠を与え、戦いで血が吹きだし、少しリアルに近づける。
単純な勧善懲悪にしない。
キャラたちは熱くならず、ひたすらにクール。
付け足していく>>続きを読む
2004年に『ソウ』と『オープン・ウォーター』で始まったワンシチュエーションもの、取り残されモノの中で、初めての下ネタ&コメディ作品ではないか?
冒頭いきなりヌードダンサーらしき美女のバスト丸出しダ>>続きを読む
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「インテル、入ってる」というCMがあったが、今作は「スターウォーズ」入ってる、だな。
途中から既視感だらけ。
今回からフェーズ5がスタートするため、見ないわけにはいかない。
悪役カーンは、今後ま>>続きを読む