このレビューはネタバレを含みます
予告とか見る限り、なんでこのタイトルなんだろう?って思ったけど、実際見てみるとなるほどなぁって思った
能力とかで色々複雑な表現にはなってるけど、
テーマとしては結構シンプルで、
『子に幸せになってほしいのなら、
かわいい子には旅をさせよ。』
ということを言いたいと解釈しました。
美世の立場から見て、
久堂清霞:尽くす
軍人の妻なので大変
自分の意見が尊重される
鶴木新:尽くされる
丁重に大事に扱われる
自分の意見が尊重されない
という二択で、
大事に扱われることよりも、大変でも自分の意見を尊重し肯定してくれる方が美世にとっての幸せな結婚で、
澄美が斎森家に渡さなければ決して気づくことはできなかったこと(澄美の意思ではなかったかもしれないけど)。
そういったところでストーリーのつながりとか各々の行動理由みたいなのがそれぞれうまいこと表現できているような気がしてます。
タイトルだけ見るとこの話で完結してるように見えるけど、
続編は別のタイトルになるのかな?