MizueTakadaka

わたしの幸せな結婚のMizueTakadakaのレビュー・感想・評価

わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)
2.2
内容は何となく「鬼滅の刃」みたいな
パラレル大正ロマン活劇…みたいな感じ

「わたしの幸せな結婚」という
タイトルが、なんかベタな恋愛モノを
連想させそうで、違和感もあるし
まったく良くない

原作は少女漫画とかなのかしら?

異能…?というか超能力のある家系が
名家とされていて
超能力の血筋を守るために
政略結婚をしている…ってゆうような
世界観から始まるのですが

そういう形式としての結婚を大切に
しているはずなのに
ヒロインの家は名家に嫁がせるのに
ほとんど持ち物も持たせず
一人で嫁入りさせるとか

受け入れる旦那のほうも
初対面でやたらと冷たいとか
家にお手伝いさん一人しかいないとか
ありえねーよ…と
世界観の設定自体に説得力がなくて
その次点でこの作品無理だな〜…と
拒絶感が出てしまいました

旦那は初対面で異常に冷たいくせに
次の日あたりからすぐデレるし…
実質育ての親っぽいお手伝いさんは
凄くいい人なので
どうしてああ育ったのか謎だし
じゃあ、これまで追い出してきた
嫁候補者達にはどうだったのかとか
ストーリーの出だしで
オカシイと思わせるところばかりでした

ヒロインの家族はクソ過ぎて
それも都合上無理矢理クソにしてる感じで
リアリティを感じない…
まぁバックボーンみたいなのが
描かれていないせいだろう

終盤でヒロインの血筋の人が
突然出てきて匿おうとするような動きを
見せますけど
なんか裏で暗躍してたっぽく
いろいろ事情知ってそうなのに
ヒロインが酷い目にあってるとき
オメーら何してたんだよ?!と
なりましたですわ〜…

いや〜…私からすると
脚本とか設定が雑で無理でした

もしかしたら
アニメで見たら受け入れ易いのかも
知れないけどね…
私は「鬼滅の刃」ですら
世界設定が受け入れられていないので
たぶん無理な気はする…
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