No.4215
帝都物語みたいな、細かい設定はよくわからんが、世界観は面白い系。
ただし虐待シーンがきつい、胸糞すぎる。
あれ、虐待じゃなくて、殺人未遂。
男たちもみんな偉そう。
なんでみんな美世に対して命令口調だったり、
鶴木新なんかもすぐ美世って呼び捨てにしたり、なんか男どものダサさ全開でうんざり…。
あと、久堂って「冷酷無慈悲なエリート軍人」って設定だけど、どこが?? 僕にはただの礼儀知らずのお坊ちゃんにしか見えない。。
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そういう、うーん、な描写をもう少しブラッシュアップしていければ、
ドラマの世界ではもはや名匠の域にある塚原監督だもの、
ひょっとしたら映画の世界では一つの大きなジャンルを確立するかもしれないね。
久堂が階段を登るシーンなんか、カメラがぐるーーって反転して、ジェームズ・ワンみたいな撮り方してて、なかなか凝ってる。
それに、実は目黒蓮の演技はかなり好き。「月の満ち欠け」もすごくよかった。
本作も、目黒と今田の「俳優同士の駆け引き」が随所に見られて、実はかなり見ごたえがある。
だから、ラストシーンではちょっと泣いてしまったw