小骨

唄う六人の女の小骨のレビュー・感想・評価

唄う六人の女(2023年製作の映画)
4.8
唄う六人の女
想定してたTRICKみたいなクセ強ヒューマン・コメディとは全然違ったけど、
おっさんが森に迷い込んで人の言葉を介さない相手と、少しずつコミュニケーションを進めていくプリミティブSF的な物語で大好物だった!
終盤から自然信仰の思想が若干強い気がしないでもないけど、
だからこそなのか、自然に対する比喩の映像表現がめっちゃ美しくて凄い見入るし、唯一無二な感じ!!!

終盤から急に主人公の思想が強くなってくるの、
前半の映像表現がやりたいだけで、映画としてのオチを用意するのがクッソ雑か下手なだけか、
それかそれも含めて世界観という解釈もできなくはないか…(ネタバレコメントに詳細)

音楽も映像も俳優女優もすんごいハイクオリティだからな。金とコストののかけどころは少なくとも間違ってない。
小骨

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