序盤にイヤな予感はしたものの、最後まで観ないと文句も言えないので観た。
結局、観てよかったと思わせるシーンは1つもなかった。
核実験再開？はいいいよ、不気味な潜水艦？いいよいいよ、で？
60年代から90年代にかけてフランスはポリネシアで核実験を繰り返していたという歴史もあるように、描かんとしていることは伝わる。だが、伝え方があるだろうと思う。描くことが何にせよ、あくまで映画なのだから何かしら観客に食いつかせるものを提示してほしい。それがロケーションくらいしか見つからず、それも特筆するほどでもない。
致命的なのは人物たちの会話の中身がありえないほどないこと。もう何も覚えていない。
どのように作られた映画なのだろう。
