ヒャッハーシリーズや『シティハンター』実写版でおなじみのフィリップ・ラショー監督主演による、ヒーロー映画のパロディ作品です。
ラショー監督、今の下品でお馬鹿なコメディ映画では、信頼が厚くなってきました。
今回はマーベルもDCも全部のせます。
この展開で『ジョーカー』の階段シーンをやるのか。
ロマンティックなスパイダーマンとMJのキスの下品すぎるオチ。
主人公バッドマンも、バットマンだけではなく、あらゆるヒーローをパロディしていきます。
しかも映画愛も親子愛も無理矢理にでも結びつけて来るあたりの見事さは、力業とはいえ、よくやります…。
ヒーロー映画が好きな大人達への現実との葛藤をバカバカしくも、夢のある映画に仕上げていますね。
