これ、去年映画館に行くつもりがあっという間に終わってて行けなかったヤツ。
日本のシチュエーションスリラー。
中島裕翔が結婚間近のパーティー帰りにほろ酔いでマンホールに落っこちる。
落ちた拍子に右足を負傷。
ネクタイで止血しながらハシゴを上がろうとするも、途中でハシゴが途切れて壊れている。
どうやら使われていないマンホール。
暗闇の中で手にした携帯電話、誰にかけても繋がらない。
やっと繋がったと思ったら奈緒ちゃん、、、何やらワケありで消極的、というか、いきなり「穴に落ちた」と言われて「はいわかりました」となるわけもない。
しまいには不安になって奈緒ちゃんと過去のことで口論、、、そこで知らされる新事実。
「ほんとに渋谷におるんとね、、、渋谷、雨なんか降っとらんけど」
さぁどうなる、この展開。
ここは本当に渋谷の神泉近辺か、携帯付属のカメラを投げて撮影すると知らない風景が一瞬映り込む。
頼みの綱の警察への通報。
神泉付近を捜索してもそんなマンホールはないと言い、彼が泥酔していてイタズラを疑い始め、ろくに取り合ってくれない。
そこで、思いつく、、、SNSでのアカウント作成での救助発信。
その間に再び電話に現れる奈緒ちゃん。元看護婦らしい。電話口の奈緒ちゃんめちゃ優しい。
負傷した足の手当てをリモートで治療サポート、良い人だ。博多弁の奈緒ちゃん、めちゃ良い。
そうこうしている間にSNSのアカウントがバズり始めて、、、。
しかしながら、フォロワーとの場所の特定のやり取りから、場所がわからないところからいつの間にか「誰がそんなとこに、、、」となり、よくわからん渋谷ではなさそうなこの場所に連れてきた犯人の特定が始まる、、、。
さぁ、どうなる。最初に出てきた永山絢斗がちょい役で終わるのか、どうなのか、、、。終わるわけもない。
そして、スマホ上で探すうちに、パーティーで怪しげな人物も出始め、、、永山絢斗からの電話も、、、。
マンホールから何やらガスが噴出しており、降ってくる雨と混じって泡と化しどんどんどんどん迫ってくる、、、。
クライマックスが中盤やや過ぎた辺りで起き、そこからさらに続く。これ、どうなるのか、なかなか話の持って行き方がうまい。
そこから後半の展開、マンホールの中には変わりはないが、色々変わっていく。
人には色々ある。
マンホールに落ちるとそれと見つめることになり、救いを求めると出したくなかった自分の秘密も露呈する。
ただ、マンホールから落ちて助かりたい話ではなくなってくる展開、、、ワンシチュエーションのスリラーでありながらこれはこれで斬新。
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TSUTAYA DISCAS運営の映画コミュニティサイト「Discover us」にて同アカウント名でコラムニストをさせて頂くことになりました。
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別視点で色々映画について書いていこうと思います！ご興味ある方は是非お待ちしております！
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