Danjo

ミセス・ハリス、パリへ行くのDanjoのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

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とても良かった。
おすすめしたい!

ディオールのドレスが美しい。特に最初の方にでてきたお花のドレスがとても好きだった!これはディオールの宣伝映画なんですか?ってくらい、ディオールに行きたくなった。

イギリスとフランスの街並みも美しかった!

ミセス・ハリスが素敵な人過ぎた。嫌なことがあっても、激高したりせず、冷静でいるところとか。見返りを求めずに良いこと(多分本人は良いことをしているという自覚もない)をするところとか。純粋に美しいものを楽しんでいる姿とか。知的なところとか。

シャサーニュ男爵も素敵だった。あの隣に座った親子とは大違いだ。お金とか権力ではなく、人柄を見ているのが良い。

ミセス・ハリスのドレスを作ることになって、寸法するシーンで泣いてしまった。
美しく輝いて見えるモデルだって、美しいが故に中身を見て貰えない事に葛藤していたり、本当に好きなこと・やりたいことは何か、自分とは何か葛藤していたり。美しい世界の中でも影のように仕立てている人がいたり。モデルやスタッフがミセス・ハリスのような一般の人が来て、喜んでいたシーンが良かった。

クラウディーンも、一見悪そうに見えるけど、言葉遣いや動きは綺麗だし、プライベートでは普通の人で、事情を抱えていて。きっと周りのことより、自分の立場を守るので精一杯の人だったのだろう。演じているイザベル・ユペールの年齢が、見た目年齢より上で衝撃的だった。

ナターシャがマジで綺麗すぎたのだが、あんた、クリエヴァの奥さんだったのか…!
あと会計士がイケメン過ぎた!
Danjo

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