ねぎおSTOPWAR

私の生涯で最も美しい一週間のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

4.0
冒頭に、登場人物たちのフリが行われたら、あとは以下のカップルのストーリーが展開されます。「ShortCuts」「ラブアクチュアリー」とかままある構造です。
1.カク・シネハウス(チュ・ヒョン ✖ オ・ミヒ)
2.アメリカン・ブルドッグ(チョン・ホジン✖️キム・テヒョン)
3.少年、少女に会う(オム・ジョンファ✖️ファン・ジョンミン)
4.天使の挑戦(キム・スロ✖️チョン・イダ<ヘジン>)
5.ロマン派夫婦(イム・チャンジョン✖️ソ・ヨンヒ)
6.少女の祈り(ユン・ジンソ✖️チョン・ギョンホ)
これは編集頑張ったと思います。
そしてこれらのストーリーを様々な箇所でリンクさせる撮影もね、まあ本の段階か、頑張ったと思います。


女性経験のない強行班の刑事役のファン・ジョンミンさんとオム・ジョンファさんのコンビって息があっていて良いですよね!!この作品のあと、「ダンシング・クイーン」と「愛の終わり、私の始まり(=「オガムド」)と計3作あります。名コンビ!

また、17年前のソ・ヨンヒさんが観られるのも個人的には楽しかった。若いけど上手ですね。ここから2年後に「チェイサー」(ナ・ホンジン監督)で悲劇の女性を演じるわけです。
彼女はミン・ギュドン作品には欠かさずに呼ばれますからね。信頼が厚いんだろうなあ。

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これを製作した秀FILM(SooFilm)は映画監督ミン・ギュドンさんの実弟ミン・ジンスさんが税理士をやめて作った会社。なんとか兄をサポートすべく立ち上げたそうです。・・もうこれだけでいい話!
そして秀FILMの映画の特徴はとても平和なものが多いこと。
女性監督が起用されるものもとても多いです。「あなたの初恋探します」「正直政治家チュ・サンスク」のチャン・ユジョンさんとか、「あなた、そこにいてくれますか」「ニューイヤーブルース」「結婚前夜」のホン・ジヨンさんなどね。
で、今作はミン・ギュドンさんの長編二作目に当たります。


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