マーくんパパ

ショウほど素敵な商売はないのマーくんパパのレビュー・感想・評価

3.8
幼い子供3人も両親と共に舞台に立たせ人気を博すボードビリアン「ドナヒュ一家」の1930 年代から40年代の家族史を歌と踊りを織り交ぜ描く。併せ次男ティムの恋人役としてブロードウェイ目指す踊り子モンローが出演、彼女の出世作ともなる。親の思う通りにならない子の成長、人気一家とはいえ押し寄せる世代交代の波、芸人2世の子供たちと自分の身体ひとつで道を切り開くしかないモンローとの覚悟の差などショービジネス界の現実も配合。それでも家族の絆を取り戻し♪ショウほど素敵な商売はない♪を新しい家族として受け入れたモンロー含めて全員で合唱するハッピーエンドフィナーレ。『王様と私』と共に家族をしっかり描いたウォルター・ラングの代表作でした。