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特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦のKのレビュー・感想・評価

3.3
序盤、特に説明もなく現在から過去へ飛んでエピソード始まるため時系列の把握に少々戸惑った。主人公役の藤田健彦さん良い声。コロナ禍。在宅勤務による手抜き。ミュージカルバー「雨に唄えば」。銭ゲバ社長。廃品回収とゴミ泥棒。特撮パートに期待して観るとなかなかの忍耐力を試される。20分を過ぎた辺りのくねくね体操で観るのをやめようかと思い始め、その後何度となくその波が押し寄せる。ちょくちょく怪獣らしきカットを挟むことで特撮好きの関心を維持してくるのがずるい。犬の着ぐるみ猫島さん。マスク再生。フィットネス配信。ドラゴン。フェレット。エキストラテレストリアル。ギャラクシー→銀河→大宇宙。宇宙生命体。VFXは妙にクオリティが高い。次第にクセになってくるくねくね体操。本作はゆるさ寛容さを説く一本だったのかもしれない。公式ページは404。なんだかんだどんな形であれ着ぐるみ怪獣の出てくる特撮映画は存在し続けてほしいと思う。
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