ロシアの反政府活動家でカリスマ的な人気を誇る弁護士アレクセイ・ナワリヌイ氏が、2020年航空機内で突然瀕死状態になった事件。事件のなぞを追うドキュメンタリー。
衝撃的事実を時系列で描写し、スパイ映画を地で行く展開、彼の人間味溢れる人格と暖かな家族、正義感と行動力、祖国愛、彼を支える多くの人々の献身的な振る舞い、抗議で不当逮捕を受けても反抗する群衆など、役者やエキストラではない、自由を求める人々の熱さが伝わる。
長身でハンサムで社交的で、権力に対して果敢に向き合う姿は21世紀のガンジーみたいだ。😊
祖国に何度酷い目にあっても彼は帰国することを止めない。
ナワリヌイのロシア国民に向けた言葉
「決して諦めるな。」
「僕らが持っている巨大な力は悪い連中に押しつぶされている。」
「本当は強いのに僕らに自覚がないからだ。」
「悪が強いのは、ひとえに善人が何もしないから。」
「行動をやめるな。」
これらの言葉は、私達にも当てはまるのではないか。