このレビューはネタバレを含みます
snsで見かけて。
ナワリヌイが獄中で亡くなった後で
これどんな気持ちで観ればいいんだか..。
アメリカ制作でヒーローとして祭り上げられている面はあるのだと思う。
けれどたとえ善人でなかったとしても、
反体制トップとして暗殺するのは
やはり国家として成してないし、非難されるべきではないかと思う。
毒殺未遂で搬送された病院に「解放」を訴える奥さん、
後でそれは正解な行動だった(揉み消されるか、殺されていた)と分かるわけだけど、
え、めっちゃ怖すぎなんですが..。
ナワリヌイも、暗殺を企てたことを吐いちゃった科学者のことを「消されるだろう」とナチュラルに言ってるし、
こういうのが根付いてしまってるロシア、
この先、仮にプーチン体制が崩壊しても国家として安定できるんだろうか。
(だからこそ、プーチンからみると、
今の体制維持か殺されるかという二択しかないのだろう)
その後のロシアが行っている現在進行形のことなど併せて考えると、
なかなか気分が滅入る。