このレビューはネタバレを含みます
「パレード」の余韻を残したまま、もう少し気軽に観れそうな映画をさがしてたら、昔録画していたこの作品に遭遇。
『スカイハイ』は昔好きで観ていたので、その感覚で観始めたら…
こちらも東日本大震災でした
原作コミックは未読です
こちらも死者の側から見た残された者に対する思いのお話。
決して綺麗事ですませてはいけないことだとはわかっていますが、なす術のない出来事の中で、大事な人を失くしてしまった残された者達。
あの時期は、直接関係してない私でも、「こんな風に生きてて良いのか？」とか、生きている事に罪悪感を感じる人が沢山いました
亡くなった人の分も…とか責任を負う必要はないけど、劇中の「肉体が滅びるその日まで生き抜く」という言葉の通り、自分が出来る最大限の限度の中で、まっすぐ、笑って生きていくことが大切なんだな…と思いました
私の住む東京では、あの当時は震災後数年は、スーパーやデパートでも3月11日には、その時間に放送が流れましたが、いつの間にか聞かなくなってしまいました
今年は1月1日に能登の震災も起きて、様々な場所で地震が頻繁し、コロナも少し落ち着いてきた状態の中で、少し振り返ってみてもいいんじゃないかと思いました
ちなみに、ドラマ版の釈由美子は、こちらでは柴咲コウだったんですね
観る前は、三姉妹が案内人かと思ってました
『パレード』とこちらと両方に出演の寺島しのぶ、
『忍びの家』とこちらの高良健吾、
二人ともカッコいい。
