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『Learning to Live Together: The Return of Mad Dogs & Englishmen(原題)』に投稿された感想・評価

5.0
素晴らしい映画だった。今ならテデスキ・トラックス・バンドの公式YouTubeで無料で観れる。私の計算が正しければ16日の深夜3時までだからファンは駆け込んで!!

実を言うと私はオリジナルのドキュメンタリーを観たことがなく、「Mad Dogs & Englishmen」といえばジョー・コッカーのアルバムタイトルだった。ツアーバンドにレオン・ラッセルがいた事は知っていたけど、他にもリタ・クーリッジやアイケッツの一人だったクラウディア・レニアもいたなんて。しかもダブルドラムがジム・ゴードンとジム・ケルトナー?鉄壁すぎる。彼らの演奏シーンは凄まじかった。(ちゃんとアルバムのクレジットを読んでなかった自分が恥ずかしい…)

それから45年テデスキ・トラックス・バンドがMad Dogs & Englishmen Tourを当時のメンバーも含めて再現する。まずテデスキ・トラックス・バンドというのがいい。まさに「Mad Dogs」やそこから派生するようにできたデラニー&ボニー、デレク&ザ・ドミノスといったサザン・ロックの正統な継承者だ。そこに当時のメンバーだったリタ・クーリッジやクラウディア・レニア、クリス・ステイントン、そして巨匠レオン・ラッセルが最集合して奏でられる演奏はノスタルジーやトリビュートをはるかに超えるものだ。ヒッピーカルチャー、ラブ&ピースの末期、人種も性別も国籍も超えた人たちが集まってファミリーのように仲睦まじい初期のMad Dogsは観ていて微笑ましかった一方で、だんだんと崩壊していく姿をリタ・クーリッジ等がインタビューで回想する場面は涙が溢れた。特にジム・ゴードンとのエピソードは言葉にならない。ただ、劇中でレオン・ラッセルが言うように、実際何が起こっていたのかはそのときはわからなくて、何十年も経って振り返ってやっとわかるものだ。テデスキ・トラックス・バンドが中心となった新たなMad Dogsは45年前の輝きを失うどころか、水を得た魚のように活き活きとしていた。今年ライブ・アルバムが出たばかりだけど、映像で観るとその迫力は圧倒的。舞台裏の映像も、まさに音楽を通じて「共に生きることを学び」さらに楽しんでいるようだった。71年のオリジナルのドキュメンタリーも観てみたいな。


P.S.
今では鬼籍に入ってしまったレオン・ラッセルとコフィ・バーブリッジの勇姿にまた涙してしまうのであった。