mimagordonさんの映画レビュー・感想・評価

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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

5.0

もう最高。大好きな映画。

ロックとは何なのか、ロックを愛するとはどういうことなのか。主人公ウィリアムが駆け出しのバンド、スティルウォーターの密着取材を行うなかで、ロックの華々しい世界に燃え、幻滅し、
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

5.0

マフィアの世界に「いい奴」なんていない。仲間も多少の人情も、破綻していく組織の中ではいとも簡単に消えていく。

でもこの映画、すごくコミカルなのだ。バイオレンスにまみれているが、同じスコセッシ作品でも
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ドライブ・イン・マンハッタン(2023年製作の映画)

4.6

二人の会話には、正直共感できない。でも、それがミソなのだと思う。一晩、1時間半程度しか知り合うことのない相手だからこそ本音をぶつけられる。会話が嚙み合ってなくても、それぞれに優しさがあって、特別な空間>>続きを読む

ニューポート・フォーク・フェスティバル 1963~1965(2007年製作の映画)

4.8

ボブ・ディランは常に変化している。それこそがボブ・ディランであることなのは今になってみれば周知のことだが、63年から65年にかけてのニューポート・フォーク・フェスティバルに絞ってディランのパフォーマン>>続きを読む

おさるのジョージ/Curious George(2006年製作の映画)

4.8

笑って泣けて、楽しい。とにかくジョージがかわいい。ありふれた話だけれど、それは普遍的な魅力があるから。ふとしたことから始まる冒険で、すごく素敵なものと出会えるかもしれない。テッドに懐くジョージがかわい>>続きを読む

モーテル(2007年製作の映画)

4.8

これはかなり面白い!闇夜の中孤立無援の殺人モーテルからの脱出。閉所恐怖症の方は要注意。隅っこが好きな私でもかなり緊張させられるシーンが満載。モーテルの怪しげな構造も上手く利用しているし、部屋の薄汚さや>>続きを読む

ダブルチーム(1997年製作の映画)

4.6

いやぁたまらん! ヴァン・ダム先生の足技炸裂!乗っけからハイテンションでつるべ打ちのアクション。交通ルールなんてヴァン・ダム先生には通用しない。その後も爆発に銃撃戦に肉弾戦にと盛りだくさんで、とにかく>>続きを読む

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

5.0

映画館では初。大号泣。永遠の名作といって間違いない!

今でこそよく耳にする「スクールカースト」だが、85年の時点から今でもさほど変わってないと思うのは、優れた映画の予言性でもあり寂しいなとも思う。表
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悪霊島(1981年製作の映画)

4.4

原作未読かつ、横溝作品の映画化も本作が初鑑賞のため、あくまで一本の映画としての感想になるが、純粋に引き込まれるスリリングなミステリだった。いわゆる「村物」らしい得体の知れない恐怖が、言い伝えや伝統行事>>続きを読む

ハウスゴースト 少女の囁き(2024年製作の映画)

4.0

これはなかなか面白かった。

恐怖演出はかなりフィジカルで、前半は特にジャンプスケアが多かったのだけど、しっかりジャンプさせてくれるので問題なし。無機質で冷たい豪邸と怪しげな養父母、異変に気づく妹とい
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悪鬼のウイルス(2025年製作の映画)

3.4

村重杏奈目当てで観に行きました。しげちゃん叫んでた!!

個人的にはこういう類いの映画大好き。評点はある程度相対的につけているのでこのくらいになっちゃうのだけど、かなり愛せる映画。00年代末期の銀座シ
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アラジンと魔神のランプ(2012年製作の映画)

3.6

Syfyクオリティ。ちょうどいいB級。けっこうキルのゴア描写は力が入ってるし、チープながらしっかり魔神のジンや魔界への扉等を映していてB級好きの心をくすぐってくれるのがSyfyブランド。一応宝探しもの>>続きを読む

仮面学園(2000年製作の映画)

3.2

匿名性に隠れた暴力の連鎖や、匿名性そのものの依存性、伝染性を仮面というメタファーで切り取った部分はSNS時代を先取りしたようなアイデアで面白い。ただ肝心のミステリー部分が弱い。00年代初頭独特のギラギ>>続きを読む

ヘヴィ・トリップII/俺たち北欧メタル危機一発!(2024年製作の映画)

4.8

さすがに前作ほどのカタルシスはないけど、相変わらずの緩~い笑いと個性豊かなインペリアル・レクタムのメンバーが最高に愛おしい。あと前作ではチョイ役だったドッケン大佐が大暴れしていて個人的今作のMVP。>>続きを読む

蜘蛛女(1993年製作の映画)

4.6

90年代ネオ・ノワールのファム・ファタールで圧倒的に危険なのがレナ・オリン演じるモナ・デマルコフだろう。ゲームを楽しむタイプでもなければ色気だけで男が自己破滅していくタイプでもない。目的のために狡猾に>>続きを読む

シャーク・ガール(2024年製作の映画)

2.0

一周回って面白いかと思ったら、さらに一周回って面白くなかった。でもクレジットを見るにほぼ自主制作のローカルプロダクションだし、「サメ映画を撮ってやるぞ!」という気概だけは感じられて、なんだか憎めない。>>続きを読む

マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

5.0

マイケル・ジャクソンが生きた記録。最後までプロフェッショナルであり、パフォーマーであり、人を愛し、地球を愛し、世界を変えようとした。

マイケル・ジャクソンとは「愛」だったのではないだろうか。マイケル
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ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

5.0

メタルはいつだってはぐれ者たちの叫びだ!吠えろ!負け犬たちよ!!

ゆるっとコメディに本気のデスメタルという対比がいい。個性豊かでどこか抜けてるバンドメンバーたち。でもメタルにかけては全力で挑む。物語
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冷たい月を抱く女(1993年製作の映画)

3.8

90年代前半に流行ったノワールものだなぁという感じ。後半の詰めが甘いし伏線らしきものをけっこう放置してる。アーロン・ソーキンが拒否したラブシーンが勝手に撮影されたエピソードから、なんとなく「ニコール・>>続きを読む

テリファー 聖夜の悪夢(2024年製作の映画)

5.0

どんどん映画として面白くなってる!ゴア描写も前作よりさらに増し増しの増しだけど、何よりストーリーとキャラクター描写が丁寧で、単なる過激なスラッシャーではない新しさがある。だからこそ、敢えて難癖をつける>>続きを読む

ナイト・オブ・ハロウィン(2015年製作の映画)

3.8

悪くはないんだけどな...物足りない。

一応『テリファー0』の2作目だけど、精神的続編という感じで、オムニバスのVHSホラーという点以外関係なし。エピソードごとにプロダクションも違うのでキャラクター
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.8

世界史をちゃんと学んでないからか、自分にはこの映画のストーリーや背景を理解しているとは言えない。それでも、クストリッツァが自らの苦悩や痛みをシニカルなコメディへと昇華し、消えた祖国への愛と、激動の中で>>続きを読む

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

5.0

歴史的名作と言って間違いないでしょう。最高にアツい傑作。

007のようなスパイ映画要素もあり、トーナメントでのカンフーバトルは肉体的で生々しく、どれもかっこいい。ブルース・リーもカンフーのみならず、
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

5.0

完全に圧倒された。映像と音楽が織り成す独特の世界観、迫力溢れるアクションシーン、そして何よりクライマックス鉄雄が変異していく場面は本当にすごかった。これが1988年の映画だなんて。

ディストピア映画
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ラブ・アクチュアリー 4Kデジタルリマスター(2003年製作の映画)

5.0

Love actually is all around.

毎年クリスマスに観る映画を映画館で観れる幸せ。冒頭のナレーションで号泣、その後も何度も涙した。何回観ても感動する普遍的な愛の物語。優しさと少
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Back to Black エイミーのすべて(2024年製作の映画)

4.0

なんだろう...なんかちょっと違う感。

伝記映画に史実への忠実さは求めてないので、総じてエイミーの生涯を美談にしすぎなところはあったけど、それは構わない。なんとなく、エイミー本人も生々しく壊れていく
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サバイバル・ソルジャー(2013年製作の映画)

3.4

出演時間少ないけど結局ヴァン・ダム先生が美味しいところもっていくなぁ。ヴァン・ダムが映らない間のゴタゴタが間延びしてた。筋肉の無駄遣いだけど、少しは休みたかったのでしょう(?)。『蝿の王』やら『ウィッ>>続きを読む

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

5.0

私は『ジョーカー』の続編としてこれ以上ない出来だと思うし、前作のラストをリスペクトしていると思う。人は誰しも夢から醒める。少し早く現実に戻る人もいれば、まだ夢の中の人もいるし、起きてなお「甘い夢」にす>>続きを読む

ソウX(2023年製作の映画)

5.0

本当にシリーズ最高傑作だった。ジョン・クレイマーを主人公にもってきたのは正解。しかもゲームが始まる前にしっかりジョンの内面の葛藤を描いているので、シリーズ屈指の残忍さを誇るゲームなのにどこかジョンにシ>>続きを読む

セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

4.2

薬師丸ひろ子がかっこいいのなんのって。

括りとしてはヤクザ映画なのだろうけど、ごく普通の女子高生がひょんなことからやくざの組長になったことで起こるドタバタ喜劇のように始まり、麻薬絡みの不穏な空気が漂
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.6

ロードショー時以来二度目の鑑賞。初見時は映画というより鏡を見ているようで、茫然自失としてしばらく映画館の椅子から動けなかった。今回改めて観て、やっぱり自分とジョーカーは重なるところが大いにあるけれど、>>続きを読む

インポッシブル(2012年製作の映画)

5.0

素晴らしい映画。

津波に飲み込まれ離ればなれになった家族が希望を失わない、そのシンプルなストーリーにどれだけの奇跡と感動と救いがあるか。そして助け合う精神。極限の状況下で、見ず知らずの人同士を気づか
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オアシス:ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10(2021年製作の映画)

5.0

熱狂のライブとはこれのこと。映画も会場のアツさをしっかり封じ込めている。

勢いもアンサンブルも全盛期のオアシス、飲んだくれリアムの圧倒的なオーラとフロントマンっぷりはまさにロックンロールスター。観客
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バード(1988年製作の映画)

4.6

「この映画を全ての音楽家に捧げる」

チャーリー・パーカーの伝記映画としては、ある程度ビ・バップの人物相関を知っていないと物語についていけないかもしれない。時系列もコラージュのようにシャッフルされてお
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処刑ライダー(1986年製作の映画)

4.8

最高!これぞ80s!!

ストーリーはいたってシンプル。冒頭からカーレースと80sメタルでガンガンテンションを上げていく。生身のカースタントと爆破は80年代だからこそのリアリティ。曲がりくねる崖っぷち
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ポール・マッカートニー&ウイングス - ワン・ハンド・クラッピング(1974年製作の映画)

5.0

Hi, Paul here.

イントロダクションの挨拶、ビートルズの時とテンション変わってない!これだけで既に涙ぐみ始めた私がいる。

映画そのものはお蔵入りになったテレビ用ドキュメンタリーなので、
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