このレビューはネタバレを含みます
沸けて笑えて泣けて、最高のエンタメでした。ちゃんと「国岡」（タイトル出すタイミングよ！！！）だしちゃんと「アイドル映画」だし、それらを両立出来てるのって凄い事なんじゃないでしょうか。アクションの濃度は前作より薄めかもしれませんが、一方会話劇の面白さは過去作随一な気がしました。シャトーブリアン！U-NEXT！ちゃんとムカつかせてちゃんと死んで行く感じは「スカッとジャパン」感がありました。
アクションパートは「急に上手くなり過ぎじゃん」と思ったりはしましたが、個人的には神里今井コンビのアクションに泣く程痺れてしまい、もう全部どうでも良くなってしまいました。ラストみんなで引き金引くのとかトゥーマッチだけど、でもボロボロ泣いちゃった。
アイドルをメインキャストに据えながら「アイドル映画」然とした振る舞いは無く、ほぼ芋ジャーか血塗れの姿。それでも愛おしく思えちゃうのが物語の力だし、そしてそれらを経た上でのオンかオフか分からないような打ち上げと帰路のシーンが本当に素晴らしかったと思います。今後も阪元作品で活躍が観られます様に。
唯一の不満は板尾さんにもっと暴れてほしかったと言う点だけですが、本作きっかけに国岡サーガに取り込まれた＝今後の活躍に期待したいと思ってます。
