ヴィレッジのいだけんのレビュー・感想・評価

あまりの理不尽さやハラスメントの酷さに、閉塞された村のリアルさを感じるとともに、社会の縮図でもあるなと思わされました。

過去に縛られ、上下関係にも縛られ、人生がんじがらめの主人公が、あるきっかけで変わるチャンスを掴むも、今の力関係を維持したい利己的な人々に妬まれ、また利用されて藻掻いていく姿が描かれます。
主人公を中心に、一つの村の栄枯盛衰を体験できる作品でした。
最後に、ゴミはゴミ箱に、そして焼却処分されるんですね。